●ネロリ
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血圧降下、腔津、抗不安、神経強壮、鎮静、鎮痛、瘢痕形成、不眠、過敏性腸症候群、スキンケア

ネロリは自律神経を調整する力が、精油の中ではナンバーワンで、感情的な事が原因となって表れる身体の不調に効果を発揮します。緊張、不安、ストレスから来る下痢や腹痛、ショックや興奮などで心臓がドキドキすると言うような熱証の精神状態に強い鎮静効果を発揮し、それらからくる不眠やイライラに対しても役立つ精油です。
心の奥深くにある根深く辛い感情を少しずつ解放し、緊張をほぐし、幸福感をもたらします。
また、過敏で不安になりやすい人や、追い詰められると不安定になる人、感受性が鋭いためにストレス対応が苦手な人は感情の消耗が早く落ち込みやすくなりがちです。
さらにそこに怒りや嫌悪感が合わさると落ち込みは絶望感へと変わり、身動きできなくなります。このような時にも安心と強さをネロリは与えてくれます。
月経前症候群の情緒不安定、不安を軽減し、更年期の症状にも役立ちます。
肌に対しての有用性が多く、特に乾燥、敏感、老化肌に役立ち、弾力とハリを取り戻します。

 

●プチグレン
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神経バランス回復、鎮痛、抗炎症、抗真菌、抗ウイルス、血圧降下
オレンジの木の小枝や葉から採れる精油です。ミカン狩りに行ってミカンをちぎった時に香る、ツンとくるフレッシュな香りです。
この木の花から採れる精油はネロリであり、作用にも共通するものが多く、情緒を鎮静させる力はネロリに匹敵し、怒りやパニックを鎮め、気分が落ち込んでいるときには自信を持たせてくれます。
神経系の鎮静剤として用いられリラックスを強く促すため、高まる心拍数を下げ不眠症や不安症を助けます。
またプチグレンは調和させることが得意です。数種類の精油を使って混ぜ合わせるとき、最後にこの精油を加えると、見事に精油同士をつなぎ合わせ、一つの香りに仕上げてくれます。同じ様に、私達の心の中には日々様々な感情が存在し、その強弱によって表面に現われる感情が変わります。プチグレンはその感情をうまくまとめ、自分の居心地の良い感情と折り合いをつけます。

 ●オレンジスイート
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消化促進、鬱滞除去、抗感染、血流促進、免疫刺激、抗ウイルス
みずみずしく甘いオレンジの香りは、暖かみ、明晰さ、フレッシュな屈託のなさをもたらし、未知のことに対する不安を取り除き、新しいものへの好奇心を起こします。
気持ちを静め、リラックスを促し前向きにさせてくれる神経の強壮剤ですが、気持ちが沈みがちな時には、この香りが冷たく感じることがあるかもしれません。精油と向き合うときには、そういった感覚にも目を向けてみましょう。気持ちのエネルギーがなくなってきた時には気分を明るく蘇らせ、気の流れが滞っている時(イライラする、気持ちがすぐれない、怒りっぽくなる、落ち込むなど)には、気の流れを整えてスムーズに流していきます。
緊張やストレスで疲れた胃の働きをサポートし、消化を助け食欲を増進させます。
レモン、オレンジ共にエネルギーを与えるとされますが、レモンの男性原理に対し、オレンジは女性原理に例えられる事があり、情緒と心をしっかり支え、物事をオープンな心で見つめられるように助けてくれます。
朗らかで調和の取れた、創造的な気分を促す香りは、子ども部屋にも最適で、近年はその働きが脳にある前頭前野を刺激し、集中力を高め、百マス計算の誤答数を大幅に減らすと言う研究結果も発表されています。
また、コラーゲンの形成を助け、筋肉の様々な痛みと骨の弱体化をサポートし、コレステロール値を低下させるという働きがあります。

 ●オレンジビター
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消化促進、鎮静、鎮痛、抗鬱、鬱滞除去、うっ滞除去、末梢血管収縮、抗ウイルス
日本ではダイダイとして親しまれている柑橘系の香りで、同じ樹上に一代前の果実と新しい果実の2代が一緒に成ることから「代々栄える」縁起の良いものとして、お正月のしめ飾りや鏡餅の上に乗せて飾られます。
オレンジスイートとほぼ同じ働きをしますが、香りは少し落ち着いた渋みが感じられます。オレンジスイートよりエステル類の含有量が多いため、その働きの幅が広く、神経を安定させる働きが高まります。
鎮静作用、抗うつ作用、痙攣作用、血圧降下、鎮痛、抗炎症など、神経と肉体に強くリラックスをもたらし、よりメディカルな分野での活躍が期待でき、明るさの中にも落ち着いた安定感を与えてくれます。
最近では抗変異原生作用(細胞に変異を起こさせる物質に対し、その活動を抑制する働き)がによる、抗がん作用を認めるとする報告もあります。

不安からくる不眠症にも優しく働きかけてくれるでしょう。自律神経の調節を整えるネロリの精油は、ビターオレンジの花から採取されます。